クラス通信

3学期のご挨拶

 りす組での一年間があっという間に過ぎてしまいました。自分でやるべきことが増えた年中組での日々に時に涙し、楽しみながら一生懸命に取り組んだ子ども達だったのではないでしょうか。

 

 毎日同じ空間で生活するなかで、子ども達は色々な友だちとの輪を自分達の力で広げていきました。見て欲しい、聞いて欲しいことを言葉で伝え合う喜びを知ったり、時に相手は自分と異なる思いを持っていることに気が付き、葛藤したりすることもありました。

 さらに、仲間意識も強くなり、仲の良い友だちとの遊びがダイナミックに変化したり、自分達で遊びを考え一緒に遊ぶことの楽しさを感じたりすることもたくさんあったと思います。

 

 個々の育ちだけでなく、クラスみんなで頑張ることの経験も多々ありました。子ども達は劇やお店屋さんを完成させるためにはどうしたら良いのかじっくり考え、それぞれの役割に責任を持ち、周囲のことにも目を配りながらやり遂げることの大切さを実体験しました。

 

 りす組の子どもたちと出会い、日々心も体も大きく成長していく姿を見られたこと、とても嬉しく思います。私自身、子どもからたくさんのことを学びました。一人一人の話をじっくりと聞くことや子ども同士のやり取りを見守り関わることで、その時々の子どもの思いや気持ちを知ることができました。

 子ども達にとって、この一年が楽しかった!と思うことができていたら良いな思います。これからも応援しています。

 

 保護者の皆様、至らない点もあったかと思いますが、温かく見守り、保育にご協力下さり、ありがとうございました。

りす組